2020年01月03日

令和2年 明けましておめでとうございます

新しい年号での初めての年明けです。
平成最後の年に始まった働き方改革関連法改正ですが、いよいよ今年4月から中小企業でも時間外労働の上限規制が開始します。

1.時間外労働の上限は原則として月45時間・年360時間
*これまでの厚生労働大臣告示と同じ時間ですが、法律に規定されました。
2.臨時的な特別な事情があって労使が特別条項で合意しても
・時間外労働の上限は、年720時間以内
・時間外労働と休日労働の合計は、月100時間未満
・時間外労働と休日労働の合計について「2ヶ月平均」「3ヶ月平均」「4ヶ月平均」「5ヶ月平均」「6ヶ月平均」が全て1月あたり80時間以内
・時間外労働が月45時間を超えることができるのは、年6回が限度 *今までと同じ
<注意>特別条項がなくても時間外労働と休日労働の上限は月100時間未満、2〜6ヶ月平均80時間以内

今年の4月1日以降に提出する36協定から上限規制が適用され、様式も変更になります。
従って、令和2年1月1日から始まる36協定の場合の上限規制は、令和3年1月1日から。令和2年4月1日から始まる36協定の場合は、そこから上限規制となります。

そのほかパート、高齢者、外国人労働者についての改正や方針が色々出ています。
○パート
・パートの厚生年金の適用拡大。現在対象となる企業規模従業員501人以上を2022年10月に101人以上、2024年10月に51人以上に引き下げ(案)
○高齢者
・60〜64歳の在職老齢年金の見直し。年金の一部が支給停止になる厚生年金と賃金の合計基準額を月28万円から月47万円に引き上げ(案)
・70歳までの就業機会確保を事業主の努力義務とする高年齢者雇用安定法の改正(方針)
・60歳時から賃金が75%未満に低下した場合、雇用保険から支給されている高年齢雇用継続給付を段階的に廃止(方針)
○外国人労働者
・今年4月1日から健康保険法の被扶養者にも原則として国内居住が要件に
・今年3月1日から雇用保険の外国人雇用状況の届出に在留カード番号の記載が必要に

労働者から見た働くということ、企業から見た働かせるということを根本から問い直し、実際に変化していかなければならない1年になると思います。
変化の実現に向けて、当事務所も力を尽くしたいと思います。
今年もよろしくお願い申し上げます。 
posted by あさ at 17:45| ご挨拶

2019年05月25日

令和元年−働き方改革元年−

平成から令和に改元され、新しい時代の幕開けです。新年を迎えるときと同様な新たな気持ちになっている方も多いのではないでしょうか。
今年度から施行が始まった働き方改革関連法は、戦後、労働三法(労働組合法1945年・労働関係調整法1946年・労働基準法1947年)が制定された以降、70年ぶりの大改革であるとも言われています。
特に、中小企業は多大な負担を感じると思いますが、法改正の背景を意識したことはあるでしょうか。

平成29年版厚生労働白書の概要版から法改正の背景を感じることができます。
◯少子高齢化という構造的課題に取り組むため、「ニッポン一億総活躍プラン」では、成長の果実で子育て支援や社会保障の基盤を強化し、それが経済を強くするという「成長と分配の好循環」メカニズムを提示。
◯成長という視点から社会保障を考えた場合、経済成長の主な支え手である現役世代が自身のキャリア形成や子どもへの教育投資などを十分に行えるように生活の安定を図ることや、あらゆる立場の人々の労働参加・生産性向上の促進といった観点も重要。

また、過去の厚生労働白書のサブタイトルからも現在に至る背景を感じることができます。
・平成29年
 社会保障と経済成長
・平成28年
 人口高齢化を乗り越える社会モデルを考える
・平成27年
 人口減少社会を考える
 〜希望の実現と安心して暮らせる社会を目指して〜
・平成26年
 健康長寿社会の実現に向けて〜健康・予防元年〜
・平成25年
 若者の意識を探る

戦後の高度経済成長を支えた日本型雇用慣行(終身雇用・年功序列賃金・企業別組合)で、若者を安い賃金で雇用し、時間をかけ育て上げ、社員は、雇用の安定と退職金という安心から会社に忠誠を誓い、定年まで働き、ということは、もはやありません。
社員の一生の雇用安定を約束できない経済状況、若者の意識の変化、少子化による労働力不足、高齢化による社会保障費の増大などなど、現在は様々な問題・課題に直面しています。
働き方改革関連法で全ての問題が解決するわけではありませんが、法改正には、これらの背景があることも理解し、対応していく必要はあるのではないでしょうか。
posted by あさ at 18:26| ご挨拶

2019年01月01日

平成31年 明けましておめでとうございます

今年は平成最後の年になります。
平成は、ベルリンの壁崩壊から始まり、バブル経済崩壊(H3)、阪神大震災、地下鉄サリン事件(H7)、山一証券破綻(H9)、介護保険制度開始(H12)、米同時多発テロ(H13)、 年金記録漏れ5000万件(H19)、リーマンショック(H20)、裁判員制度開始(H21)、東日本大震災(H23)、熊本地震(H28)、九州北部豪雨(H29)、西日本豪雨、北海道地震(H30)と大きな自然災害、新しい仕組みの始まりなど社会のあり方や個人の価値観も大きく変貌してきた30年だったと思います。
芸能ニュースですが、平成元年に美空ひばりが亡くなり、平成30年に安室奈美恵が引退というのも昭和と平成の終わりを象徴しているように感じます。
(参考:中日新聞・日本経済新聞H30.12.31)

私の亡くなった祖父母は、明治・大正・昭和と3代も生きて戦争と戦後の大きな変化を経験してすごいなと思っていましたが、私を含め多くの世代が、昭和・平成と次の代、3代を生きることになります。戦争がない平和な時代を生きる幸せを感謝し、社会の変化が幸せな方向にいくように、責任を持って、その動向に注目し、関わっていかないといけないと痛切に感じます。

今年1年が、みなさんにとって良い年になるようお祈りしています。
posted by あさ at 17:22| ご挨拶

2018年01月02日

平成30年 明けましておめでとうございます

 平成も30年となり、当時の小渕内閣官房長官が「平成」という書を掲げた姿をテレビで見たのは、随分前だったんだなと思い起こします。当時は、漫画の世界だった人工知能AIが私たちの生活や仕事にも影響を及ぼすようになってきました。
 厚生労働省の労働政策審議会でも「技術革新(AI等)の動向と労働への影響」をテーマに昨年7月から議論がスタートし、12月25日に第4回まで開催されています。厚生労働省を始めとし、いくつかの研究機関の先行研究では、代替可能性の高い(今後減少する)仕事の例として、ホワイトカラーやルーティン業務、代替可能性の低い(今後増加する)仕事の例として、他者との協調や他者の理解、説得、ネゴシエーション、サービス志向性が求められる職業、人が直接対応することが質・価値の向上につながるサービスに係る仕事などが上げられてます。

 私たち社会保険労務士は、まさに『他者との協調や他者の理解、説得、ネゴシエーション、サービス志向性が求められる職業』です。AIに取って変わられることのないよう、より質や価値が向上するよう、今年も「犬馬の労」を尽くすつもりです。

 本年もよろしくお願い申し上げます。
 
−犬馬の労−
主君や他人のために力を尽くして働くことをへりくだっていう語
posted by あさ at 23:56| ご挨拶

2017年07月01日

ホームページを開設しました

「人」を大切に、誰もが、毎日、明るく「あさ」を迎えられるような企業や社会となるよう、社労士としてサポートする。
その思いを込めて2017年6月「あさ社労士事務所」と事務所名を変更し、ホームページを開設しました。
このブログで新着情報をお伝えします。
posted by あさ at 18:58| ご挨拶