2025年03月07日

3月から協会けんぽの保険料率が変わります

令和7年3月分からの各県の協会けんぽの健康保険料率と介護保険料率が決定しました。
保険料率が一番高いのは、佐賀県で10.78%、一番低いのは、福島県で9.62%、全国平均10.00%となっています。
東海三県では、
愛知県 10.03%(←10.02%)
岐阜県 9.93%(←9.91%)
三重県 9.99%(←9.94%)
介護保険料率は、1.59%(←1.6%)になりましたので、40歳から64歳までの人は、
愛知県 11.62%(変更なし)
岐阜県 11.52%(←11.51%)
三重県 11.58%(←11.54%)
3月分の保険料は、4月に支払う給与から控除しますが、会社によっては、当月控除になっていることもあると思いますので、給与計算の時に注意しましょう。
 
また、令和7年4月から雇用保険料率も変更になります。(0.1%引き下げ)
一般の事業      
1.45%(労働者0.55%・会社0.9%)
建設の事業
1.75%(労働者0.65%・会社1.1%)
農林水産・清酒製造の事業
1.62%(労働者0.65%・会社1.0%)
雇用保険料は、支給日関係なく、4月に発生する給与から変更になります。
例:4/1〜4/30までの4月分を5/25に支給 4月分から変更
  3/21〜4/20までの4月分を4/30に支給 4月分から変更
労働保険料の年度更新の時に4月から翌3月までの賃金集計をすると思いますので、その集計月と同じと考えてください。
特に雇用保険料率は下がりますので、給与から控除する保険料を間違えると、社員から引きすぎることになります。
十分注意してください。
posted by あさ at 20:14| 社会保険