不安の対象の性別年代別の特徴としては、
・全体的に50歳未満の女性の不安に対する割合が高かった。
・30歳〜49歳の男性や 20歳〜49歳女性では、「自分や家族の仕事や収入に関する不安」の割合が高かった。
・女性の方が男性より「生活用品などの不足への不安」の割合が高かった。
・15歳〜19歳の人は「自分や家族の勉強や進学に関する不安」の割合が高かった。
また令和3年1月22日日本経済新聞には、女性の自殺者の増加について、以下のような記事が出ています。
『警察庁と厚生労働省は22日、2020年の自殺者数は前年比750人増(3.7%増)の2万919人(速報値)だったと発表した。これまで10年連続で減少していたが、リーマン・ショック直後の09年以来11年ぶりに増加に転じた。女性や若年層の増加が目立ち、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛や生活環境の変化が影響した恐れがある。』
新型コロナウイルス感染症の状況がなかなか収束せず、誰もがストレスを抱えています。特の女性は仕事のストレスだけでなく、生活のこと家庭のことなど様々なことが重なり影響を受けやすいようです。
経済状況の厳しい中ですが、従業員の心の健康を守るのも経営者の責務として、十分に配慮する必要があります。以下のようなポータルサイトもありますので、活用してください。
「こころの耳」働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト https://kokoro.mhlw.go.jp/
「まもろうよ こころ」 https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/
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